※この記事はResearchHub全然わからんなかで書いた記事なので新しいことがわかったら情報を追記します。多分(2022年12月6日段階)
既存のサイエンスに関する限界はいろんなとこで指摘されている。
その中の代表例が「論文を載せるのに研究者がお金を払い、論文を読むのに研究者がお金を払い、掲載される論文の中身を評価して掲載するかどうかを判断するのも研究者が無償で行う」というものである(わかりやすいTwitterでバズったマンガがこちら
こうした問題を解決するために、分散型サイエンス(DeSci)のムーブメントが生まれてきてる。濱田さんの資料・活動は国内でも激アツな情報を積極的に発信してるので要チェックやで。例えばこちら
この記事ではそのうちの一つ、ResearchHubなるものを使ってみた感想を書くます。
ResearchHubとはなにか?
科学研究に関してオープンに議論するためのツール。研究者版mixiと思えばいい(古いし多分少し違う)。
本家が2分で分かるResearchHubを用意してるんでそれ見たらいいかも。こちら。わかるようでわからんです。
なにがいいのか?
研究に対する貢献(論文の査読、他者の論文に対するコメント、研究に関する議論、などなど)に対して報酬が仮想通貨(ResearchCoin: RSC)という形で与えられる。
早速やってみた。googleなりなんなり紐付けできるアカウントがあれば秒で登録できる。
どうはじめるか?
Googleアカウントがあれば即アカウントを作れます。
あからさまなボタンをくりっくすれば
Googleアカウント選択してログインできるわけです。
できた。
それじゃやるぞ
すでに公開済みの論文(Open Accessなりプレプリントなりアクセス可能なもの:CCBY, CC0)のDOIを登録すれば自動的に追加できる。かんた~ん。
この「NEW」ボタンを押すとDOIを入力する画面が出てくるのでそれを入力。
適当に「Psychology」などのタグをつけたりして…
できる。
少なくとも2022年12月段階で一本論文をアップロードすると50RSCくらいもらえました。うれし~い。
ちなみに新しい人をこのResearchHubに招待することによっても、RSCをもらえるらしいのだ。
もうわかるね?
以下の招待リンクから登録するとイイぞ!
https://www.researchhub.com/referral/843cb014-cd72-45c7-8285-57976de3b7de
今後どうなる
正直いうと、このRSCがなにに使えるのかまだよくわかってない。現段階では、二つの使い方があるらしく、
1.研究者に「チップ」としてRSCを支払う、
2.特定コンテンツに報奨金を支払う
という二種類の方法があるみたいです。今後、どんどんRSCエコノミーをロバストなものにしていくことを考えてるみたいですよ (参照)。
結構自分自身わかってない部分も多いですが、こういう取り組みを中から体験することで得るものがあるといいなぁと思っています。
みんなも試してみてなんかわかったらTwitter上で僕に共有してもらえたらうれしいです。
ほな!!